TRIVIA インプラント豆知識

インプラントの通院頻度について

 

和歌山県 和歌山市 インプラント 酒井歯科 歯科衛生士の山口です。今回はインプラントの通院頻度についてお話しします。

歯を失った場合、いくつかの治療法があります。

その中でも、インプラントは、治療費用はかかるものの、他の歯に負担をかけず、また咬んでいても自分の歯のように感じられるのでストレスがなく、とても有効な治療法として広まっています。

インプラントというのは、人工の歯の根を顎の骨に埋め、それを土台として、人工の歯を取り付ける治療法です。

一般的な症例で、おおよそ7~10回通院することになりますが、インプラントは個人の状況にもよりますので、大きく回数が変わることもあります。

治療の流れとしては、まず、初回におおまかな相談や、流れについての話をします。

特に気になる費用についての話もここでします。

その後、レントゲン撮影、CT撮影、咬み合わせや、虫歯や歯周病の状態を調べていきます。

虫歯 歯周病などの問題があった場合は、インプラントの手術前に治療します。

そしてインプラントの治療を行います。

大きく分けて、一回法と二回法があります。

一回法は、人工歯の土台にあたるパーツが歯ぐきからでていて、手術は一度だけです。

さらに二回法よりも歯肉を切る範囲が狭いという特徴があります。

ただし、インプラントを埋めるあごの骨がしっかりある場合にしか活用できません。

二回法は、歯の根を埋めてしまい、それがあごの骨と定着するまで数ヶ月待ちます。

そして人工歯の土台あたるパーツをとりつけ、やっとかぶせものの人工歯を取り付けます。

患者の負担は大きくなりますが、よりいろいろな患者に適応できる方法です。

そして、終わってからもメンテナンスをしっかり行わなければインプラントの寿命が短くなるので、定期的に歯科医院に通うことになります。

最初は三ヶ月に一度程度、安定してきたら半年に一回です。

あごの骨に人工の根を埋めるので、しっかりとしたあごの骨が必要ですから、足りない場合は、骨を人工的に増やす処置を必要とする場合もあります。

その場合は治療前に数ヶ月通わなければなりません。歯の骨が足りない場合は、薄いインプラントを使うという方法もあります。

和歌山市でもインプラント治療を行っている歯科医院があるので、他の歯に影響をさせたくない場合や、失った歯が多くてブリッジや部分入れ歯が使えないという場合にも行える治療法です。

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