知覚過敏と歯周病の関係性
和歌山県 和歌山市 インプラント酒井歯科歯科衛生士の山口です。
今回は知覚過敏と歯周病の関系性についてお話します。
最近は市販の歯磨き粉でも、知覚過敏対策として販売しているものが増えています。
知覚過敏とは、冷たいものを食べたり飲んだりすると、歯がしみる症状のことです。
虫歯ではないのに歯がしみることを、知覚過敏といいます。
知覚過敏の原因としては、歯茎から象牙質がむき出しになり、象牙細管が表面に出てしまうことでしみてしまいます。つまり、歯茎が下がってくることで象牙質が出てしまうのですが、歯茎が下がる原因として歯周病(歯槽膿漏)があります。
歯周病(歯槽膿漏)は歯の周辺の骨を溶かしてしまう、恐ろしい病気です。自覚症状がほとんどなく病気が進行するので、気が付いた時には自分の歯を失ってしまった、ということも珍しくありません。
また歯医者でレントゲンを撮って初めて、自分が歯周病(歯槽膿漏)であると自覚する人もいます。
歯周病(歯槽膿漏)は自力で治すことができない病気です。そのため少しでも違和感があったのなら、歯医者(歯科)にいって相談するといいです。
和歌山県 和歌山市にも多くの歯医者(歯科)があります。
歯周病(歯槽膿漏)の治療が得意な歯医者(歯科)が和歌山市にもあるので、事前に調べていってみるといいです。
知覚過敏を根本的に治すためには、一時的な対策ではなく、歯周病(歯槽膿漏)を治療することが大切です。
歯周病(歯槽膿漏)の初期段階としては、歯茎から出血したり、口臭がきつくなるなどがあります。悪化すると口内に膿の味がすることもあります。放置しても治らないのが歯周病(歯槽膿漏)です。
一番確実に歯周病(歯槽膿漏)を予防できるのは、定期的に歯医者(歯科)にメンテナンスに通うことです。
1年に2、3回、自分で何も不具合がないと思っていても、歯医者(歯科)にメンテナンスにいくことが、一番の予防法になります。
歯医者(歯科)では、自分で除去できない歯石の除去はもちろん、正しいブラッシング法も指導してくれます。
歯周病(歯槽膿漏)が悪化してから歯医者(歯科)に行くと、治療に痛みがあったり、治療期間も長期になります。もちろんかかる費用も高額になります。
面倒でも定期的に歯医者(歯科)にメンテナンスに行くことが、一番のお得になるのです。
知覚過敏は歯周病(歯槽膿漏)と密接な関係にあります。
知覚過敏は歯周病(歯槽膿漏)が悪化しているサインと思って間違いないです。
もちろん一時的な知覚過敏もあるかもしれませんが、きちんと歯医者(歯科)でみてもらうほうがいいです。