インプラントオーバーデンチャーとは？
こんばんは。歯科衛生士の矢野です。
今回はインプラントオーバーデンチャー(インプラントの入れ歯)についてお話しします。
入れ歯になると、喋っている時に入れ歯が外れるのではないか、と気になって人と話をする時に口を大きく開けて喋れなくなったりします。気になってくると、人と会いたくなりなり、外出も億劫になってしまうことも、、
そのような状態を放置していると、足腰が弱って健康にも悪影響となります。外れにくい入れ歯の一つにオーバーデンチャーというものがあります。外れやすい入れ歯に悩んでいる方におすすめの入れ歯です。
オーバーデンチャーとは、歯茎にインプラントを数本埋入して、支えを作ることで入れ歯を外れにくくする方法です。インプラントの他に、残っている歯の根っこを使用する場合もあります。通常のプラスティック製の入れ歯だと、歯茎に装着しているだけなので、食べ物を噛んでいる時などに、入れ歯がずれたりするといった不具合を感じてしまいます。しかし、オーバーデンチャーであれば、外れにくくなるので、そのような問題を解決することが出来るのです。
また、インプラントにしたいが、費用がかかるのでインプラントを諦めてしまった人でも、インプラントの本数を少なくすることで、費用を抑えて理想の入れ歯に近づけることができます。それに、通常のインプラントの手術よりも身体にかかる負担を少なくすることができます。
オーバーデンチャーは、いいことばかりではありません。オーバーデンチャーにしたことで、噛む力が強くなるため、入れ歯が傷みやすくなるのです。埋入したインプラントに不具合が生じると、入れ歯を上手く支えることが出来なくなり、噛みにくくなる場合もあります。
和歌山市には、入れ歯やインプラント治療に力を入れている歯医者（歯科）が多くあります。今使っている入れ歯に対して不具合を感じている方は、放置せずに気軽に当院に相談して下さい。
